2011年 03月 02日
年金のニュース~運用3号
以下は、ニュースを抜粋し、まとめたものです。
『サラリーマンの妻らが加入する国民年金の第3号被保険者制度を巡り、
夫が会社を辞めた際に年金切り替えを忘れた妻などを救済する、
厚生労働省の「運用3号」制度について、政府は廃止するとともに
新たな救済策導入のため法改正する方向で検討を始めた。
第2号被保険者の夫が会社を退職した場合などは、
保険料を支払う必要がない第3号被保険者だった妻等は、
保険料の支払いが必要な、第1号被保険者に切り替えなければならないが、
実際は切り替えていない人が数十万人いることが判明した。
1月に導入された「運用3号」は、2年分だけの保険料を求め、
それ以前の未納分も負担したものとみなす救済策だったが、
野党などから不公平との批判が高まり、先週から手続きを当面一時停止している』
・・・・・
私は、じつはこのニュースで、今年の1月から、いわゆる「運用3号」が
行われていたということを、知りました。
当面停止、ということは、短期間の間でも、この制度で優遇されたひとも
いるわけで・・・う~ん、この「運用3号」なんとも軽はずみに行ってしまったんだなあと
感じざるを得ない。
なんとも残念というか、なんでまた・・・(-_-;)という気持ち。
と同時に、年金制度の周知の甘さというか、
個人が行わなければいけない手続きが周知されていないというところにも
問題を感じる。
これは、日本の年金制度が複雑だからか、
保険や年金については会社やお国に任せきり、という国民性のようなものが
あるからか・・・
でも、私も、社労士受験のために年金を勉強しなければ
1号・2号・3号のこと、たぶん知らなかったし、わからなかったと思う・・・
今後の法改正では、救済案としては「保険料納付済期間」とみなさず
いわゆる「カラ期間」とみなす扱い、などが検討されているとのこと。
たしかに、そのほうが断然、整合性がつく。。。
余談だが・・・細川厚生労働大臣をテレビで見ていて
社労士の合格証書に載っているお名前なので、ひとりで勝手に親近感を抱いていた^_^
【今日の勉強】
FP3級:タックスプランニング
by sumomo05301019
| 2011-03-02 21:57
| 社労士